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0歳~1歳の赤ちゃん向けの知育玩具のおすすめの選び方とは

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子どもが楽しく遊べて発達のサポートもする「知育玩具」は子どもの創造性や集中力、思考能力ややり遂げる力など、子どもの成長に必要な力が身に付きやすいという魅力を持っています。

 

しかし、たくさんの種類がある知育玩具の中でどれを選んだら良いのか分からない、という方もいらっしゃるでしょう。

 

特に0歳~1歳までの乳児の期間ではどのようなおもちゃが赤ちゃんが楽しめて知育に役立つのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、0~1歳期の知育玩具のおすすめの選び方をご紹介します。

 

赤ちゃんの脳の発達

赤ちゃんは生まれたばかりの頃には既に神経細胞(ニューロン)の数は大人と同じ量出来上がっています。

 

脳の神経細胞は成長に合わせて数が増えていくのではなく、つながることで成長していきます。
このつながりの部分をシナプスと呼んでいます。

 

シナプスはニューロンどうしの情報の受け渡しをしており、シナプスが増えることで脳は成長していきます。

 

1歳までの時期は特に脳の発達が目覚ましく、例えば、第一視野という「見える」ことを司る部分のシナプスは生後2ヶ月頃から一気に増え、8ヶ月頃に最大数に達し、その後はほぼ同じ量で推移します。

 

生まれたばかりの赤ちゃんにとって、0~1歳の時期は非常に重要な時期です。

 

この時期、赤ちゃんの脳は視覚、聴覚、運動能力など、さまざまな能力を獲得するための感受性が増しており、成長に合わせて良い刺激と遊びを用意してあげることが大切です。

 

0~1歳期の知育のポイント

0~1歳の時期の知育にはいくつかのポイントがあります。
次にご紹介するポイントを押さえて知育玩具選びをすると良いでしょう。

 

やさしい語りかけ

米国の幼児教育研究所で、生後1年くらいの乳児に毎日15分程度話をきかせてやるグループと、そうでないグループをつくり、それを半年ほど続けた後にテストを行ったところ、毎日話を聞かせたグループの方が著しく知能が伸びていた、という調査報告があります。

 

子どもは、繰り返し同じことをしたり、同じことを聞いたりするのが大好きです。
ママやパパ、周囲の人の優しい語り掛けによって音を覚え、言葉をおぼえていきます。

 

特に良い絵本の読みきかせが、子どもの心に安らぎを与え、言葉の芽生えを促す効果が期待できます。

 

創造力や表現力を育む音楽育児

ヴァイオリニストで世界中でその音楽教育理論が取り入れられている日本の音楽教育家は、

 

生まれたばかりの赤ちゃんに美しい音楽、例えばバッハやモーツァルトなどの名曲を何度も聞かせると、生後5ヶ月くらいからメロディやリズム、音程、音楽センスを身に付ける

 

としています。

 

赤ちゃんの頭脳は何でも吸収し、記録していきます。
良い音楽に満たされて育った子どもは音楽に親しむ心や音楽を理解する力だけでなく、創造力や表現力が育まれます。

 

手からの刺激で脳の働きを促す

赤ちゃんは手を使って物を考えると言われています。
周りにあるものをなんでも見て、触って、握って情報を得たり学び取っています。

 

手は第2の脳などと言われているように、手と脳には密接な結びつきがあります。
手からたくさん刺激を得ることで脳への刺激に繋がりますので、赤ちゃんが触りたくなるおもちゃを持たせてあげると良いでしょう。

 

0~1歳の知育玩具の選び方

0~1歳向けの知育玩具を選ぶ際は赤ちゃんの発達・月齢に合わせたものを選ぶ、赤ちゃんの好みに合わせてキャラクターものも取り入れる、素材の安全性やお手入れのしやすさも考慮して選ぶことがポイントとなります。

 

赤ちゃんの発達や月齢に合わせて選ぶ

知育玩具は成長に合わせて選ぶことが大切です。
商品の対象年齢も参考にしながら赤ちゃんの発達段階に合ったものを選びましょう。

 

新生児~3ヶ月の頃の「ねんね期」にはモビールやベビージムなどの吊り下げタイプのおもちゃがおすすめです。
音を聴いたり見つめたり、触ろうとして手を動かすことで近くや身体機能の発達を促進する効果が期待できます。

 

3ヶ月以降になると首が座り手足を動かせるようになります。
手指の感覚を覚える時期になりますのでころころ転がるおもちゃやボールがおすすめです。
おもちゃへの好奇心から寝返りやハイハイをしだす赤ちゃんもいます。

 

6ヶ月頃からはお座りができるようになってきますので、音の出る積み木や動くおもちゃ、簡単なパズルなどがおすすめです。
また、6ヶ月頃からは聴覚が大きく発達して音への反応が良くなるため、太鼓やピアノなど楽器系のおもちゃを取り入れてみるのも良いでしょう。

 

赤ちゃんの好みにも合わせる

せっかく遊んでもらうなら赤ちゃんが興味を持ちやすいものを選びたいですよね。

 

まだ目が良く見えていない赤ちゃんには赤や青などはっきりした色合いやカラフルなデザインが興味を持ちやすくおすすめです。
また、低月齢の赤ちゃんはまだ強い音の刺激はよくありませんので、オルゴールなど、柔らかい音がするものを選んであげると良いでしょう。

 

キャラクターものを取り入れてみるのもおすすめ

いつも観ているお気に入りのテレビやDVDがあるならそこに登場するキャラクターのおもちゃを取り入れてみるのもおすすめ。

見たことがあるキャラクターなら親しみやすく、興味を持ってくれる可能性があります。

 

有名なキャラクター以外にも、可愛い動物などのイラストがデザインされているものもおすすめです。

 

素材の安全性やお手入れの仕方もチェック

赤ちゃんが使うおもちゃは素材の安全性にも注意して選びましょう。
赤ちゃんは何でも口に入れて確かめようとするため、素材や形状の安全性は重要です。

 

誤飲リスクのある小さいものや尖ったものは避けるようにしましょう。

 

目安としては安全基準をクリアした日本の「STマーク」や欧州基準の「CEマーク」がついているかどうかをチェックしておくと良いでしょう。

 

また、おもちゃは丸洗い、丸ごと洗濯ができるものを選ぶと安心です。

 

子どもの発達に合った知育玩具を選ぶ

0~1歳におすすめの知育玩具の選び方をご紹介しました。

 

知育玩具には対象年齢が設定されており、期待できる効果もさまざまです。
子どもの好みや性格もさまざまですので、子ども興味を持つ知育玩具を選び、2歳、3歳と発達に合わせておもちゃを変えていくと良いでしょう。

 

また、良い音楽を聴かせたり、楽器のおもちゃで遊んだり、幼児向けの音楽教室に通うことで、創造力や豊かな心を育む効果が期待できます。

 

愛知県岡崎市のピアノ教室SAWADA音楽教育塾

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