家庭で取り入れられる知育遊びと楽器遊びの効果・メリット
自宅でできる遊びにちょっとした工夫をするだけで、知育遊びの幅は広がります。
さらに、子どもは音が鳴ったり演奏できるおもちゃが大好き。
楽器のおもちゃは子どもが楽しんで遊べるだけでなく、音感やリズム感を養ったり、さらには音を出すことで達成感を得られるため、知育にも効果があります。
この記事では家庭でできる知育遊びにはどんなものがあるか、楽器や音の鳴るおもちゃ遊びに期待できる効果・メリットや選び方をご紹介します。
家庭でできる知育遊び
手先を器用にする折り紙・工作
折り紙、工作、粘土など手先を使う遊びはお家で簡単に取り入れることができます。
折り紙を使った知育遊びは集中力アップにおすすめです。
簡単な作品でも、角をしっかりと合わせたり、折り目をしっかりと付けたり、子どもが自分でコツを考えながら取り組むことができます。
さらに、はさみの練習をしたり、糊を使って貼り合わせる工作もおすすめです。
粘土は手先の感覚を鍛えるのに効果があります。
ことばを増やす絵本
絵本の読み聞かせは言葉を増やすだけでなく、感情が豊かになり、想像力を育むといった効果が期待できます。
さらに集中力が上がったりコミュニケーションを取るきっかけとなったり、いいこと尽くしです。
絵本をたくさん読む習慣ができていると楽しみながら知育の効果を得られます。
創造力と社会性を育むごっこ遊び
ごっこ遊びは子どもの創造力と社会性を育みます。
おままごとではマジックテープで野菜が切れる仕掛けになっているおもちゃなどもおすすめです。
1~2歳のごっこ遊びは大人の真似をするといった単純なものが多く、3歳頃から本格的なごっこ遊びになっていきます。
アニメの登場人物になりきってみたり、パパ、ママになりきって生活のシーンを再現したりします。
さらに4歳ころからは集団でのごっこ遊びをするようになります。
ごっこ遊びでは共通のルールに従い、自分の役割を造ることでコミュニケーション能力が発達したり、社会性を身に付けることができます。
お絵描き・運筆
お絵描きが大好きな子どもにはたくさん絵を描かせてあげましょう。
最初はクレヨンで自由に、だんだん色鉛筆などを取り入れながら塗り絵にも挑戦しましょう。
好きな物を描くのも良いですが、描いてほしいものをリクエストして描いてもらうのもよいでしょう。
クレヨンになれてきたら運筆の練習をします。
最初はクレヨンで運筆をし、だんだん鉛筆に行こうしていきます。
3歳になったら運筆のドリルや迷路などを取り入れても良いでしょう。
運筆に慣れたらひらがなや数字を書くことも進めていきます。
楽器遊びの効果・メリット
知育遊びについてご紹介してきましたが、楽器にはどんな効果があるのでしょうか。
リズム感・音感を養う
幼児期の子どもは感覚と運動の敏感期。
さまざまなリズムや音程をあっという間に習得します。
この時期に日常的に音に触れることで、遊びながらリズム感や音感を身に付けていくことができます。
心身のリラックス効果
赤ちゃんはお腹の中にいた時の音を記憶しています。
そのため、お腹の中で聞こえていた音と似ている音に対しては心地よさや安らぎを感じると言われています。
妊娠中や赤ちゃんの時期に特定の音や歌、音楽を聞かせることでリラックスさせる効果が期待できます。
表現力・コミュニケーション能力を育む
子どもに音の出るおもちゃで音を出してみたり、一緒に音を出すことで表現力を養います。
また、親など人と関わりながら音を出すことでコミュニケーション能力の育成に効果的です。
達成感を得ることができる
音が出るおもちゃは自分で動かしたものがすぐ「音」という結果となって現れるため、達成感を感じることができます。
子どもは達成感を感じることによって夢中になって遊び、積極性や創造力を育むといえるでしょう。
主体性
音を出して達成感を感じることでどんどん自分で演奏していこうとします。
幼児期から音楽を「創り出す」経験を積むことで、自分で創り出す、アイデアを出す、「こんなふうにしたい」という気持ちを育み、豊かな心を育てます。
身体の発達を促す
楽器は手や足を使って音を出しますので、音を楽しみながら身体の発達にも役立ちます。
ピアノやギターは指先の力を調節しながら使う必要があり、ドラムは肩や手首を上手に使って叩く必要があります。
また、楽器の多くは左手と右手が違う動きをします。
それぞれ違う動きをすることで脳も活発に働き、脳の発達にも役立ちます。
楽器・音の鳴るおもちゃ選びのポイント
年齢・発達に合わせて選ぶ
子どもに最適なおもちゃは月齢や年齢に応じて変わっていきます。
音の出るおもちゃを探す際には、メーカーの対象年齢を参考にするようにしましょう。
また、子どもの発達には個人差がありますので、対象年齢にとらわれすぎずに発達に合わせて選んでいくことが大切です。
1~3歳頃の時期は叩いたり押したりする動作が大好きですので、太鼓や子ども用のドラムを叩いて遊ぶと良いでしょう。
さらに、3歳以降は手先も器用になってきますので、ピアノなど指先を扱う楽器も取り入れてあげると良いでしょう。
楽器の場合、大人用の楽器は怪我に繋がる可能性もあります。
本格的な楽器を始める際は、音楽教室の先生に相談しながら、段階的に楽器に触れていくようにしましょう。
自然素材がおすすめ
子どもの聴力は幼い時期に大きく発達します。
そのため、音の出るおもちゃを選ぶ際には出来るだけ自然素材の音を聴かせた方が良いでしょう。
自然素材の楽器は音色も豊かで子どもの口に入っても安心です。
音域が広いものがおすすめ
楽器のおもちゃはできるだけ音域の広いものを購入しておくと、さまざまな音程を楽しむことができ、結果的に長く遊ぶことができます。
3歳くらいになったらピアノや木琴などの音階のあるおもちゃを取り入れて音の高さや低さの違いを楽しめるようにしてあげると良いでしょう。
幼児期は知育遊びをたくさん取り入れる
家庭でできる知育遊びはたくさんあります。
少しの工夫で子どもが楽しみながら知育につながっていきますので、たくさんの種類の遊びを取り入れてあげると良いでしょう。
特に子どもは赤ちゃんの頃から音は大好きです。
音の鳴るおもちゃや楽器のおもちゃを上手に取り入れてあげることで夢中になって音を鳴らしながら豊かな心を育てることが可能です。
どのように音楽を取り入れて良いのか分からない場合はお教室でリトミックを習うことから始めてみても良いでしょう。
愛知県岡崎市のピアノ教室SAWADA音楽教育塾
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