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音楽が子どもの成長にもたらす効果と知育におすすめの楽器

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子どものおもちゃは多くの種類があり、どれを選んだら良いか迷ってしまいますよね。
せっかくなら楽器など音楽に関わりのある商品を選びたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

 

子どもの成長にとって音を楽しむことは知育に良い影響を与えます。
そこで、音楽が子どもの成長にもたらす効果や、知育に効果のあるとされている楽器をご紹介します。

 

音楽が子どもにもたらす効果

音楽は子どもの情緒だけでなく、運動神経の発達にも大きな効果をもたらします。
また、主体性を養うため、知育にも大きな効果があります。

 

演奏をすることで神経系の発達に役立つ

多くの楽器は右手と左手が違う動きをし、指を動かします。

 

楽譜を見て右手と左手を動かし、音を聴く、ということを同時に行わなければなりません。
また、上達してくると曲のイメージを意識して演奏することも求められます。

 

そのため、楽器の演奏中は脳が活発に活動し、さまざまな神経を鍛えます。

 

神経系の発達は生まれてすぐに急速に伸び始め、6歳までに90%にまで発達します。
特に6~8歳頃に楽器を演奏することで運動能力や知覚に良い影響を与えると言われています。

 

自分で演奏することで主体性を養う

音楽を聴くことも大切ですが、自分で演奏をするということは子どもの発達に大きな役割を果たしていると言えます。
自分で自由にマラカスを振ってみたり、木琴を叩いてみたりすることで音楽を「創り出す」経験をすることができます。

 

自分で何かを作るという経験は創造力や主体性を養い、人生を豊かにします。

 

音の真似をして想像力や表現力を磨く

人は好きな音楽を聴くと脳の偏桃体の血流が変化します。
偏桃体は喜怒哀楽や欲求などの本能をコントロールする場所で、この偏桃体が刺激されることで心が動かされます。

 

音楽をたくさん聴くことで脳が刺激され、豊かな心が育まれます。
さらに、音楽のリズムに乗ったり体を動かすことで相手に合わせるという協調性が身に付き、思いやりの心が育てられます。

 

知育のための楽器の選び方

 

成長段階に合ったものを選ぶ

楽器を選ぶ際には成長段階に合っているものを選ぶことが大切です。
知育楽器をプレゼントしたいと考えている方は年齢に合ったものを選ぶと喜ばれるのではないでしょうか。

 

1歳~3歳の時期は「叩く」や「押す」といった動きが好きな時期です。

 

小さいうちは太鼓やカスタネットのような1個の音を叩くものから始まり、成長に合わせて子ども向けのドラムで複数の音を叩いてみるなど、たくさん叩けるものを使う。

 

3歳以降はピアノや木琴など、音階のあるものや丁寧に演奏する楽器を用意する。

 

というように、無理なく楽しめるように成長段階に合わせて選ぶのがおすすめです。

 

音程の正しいものを選ぶ

ピアノや木琴のような音階のある楽器は音程が正しいもの、調律されているものを選ぶようにしましょう。
子どもの吸収は早いため、音感を鍛えるためには正しい音程である必要があります。

 

楽器選びの際には音程が正しいものか確認するようにしましょう。

 

知育におすすめの楽器

 

マラカス

生後3ヶ月頃からの赤ちゃんは手で握って持つという動作ができるようになる時期です。
小さくて軽いベビー向けのマラカスであれば動かした手とマラカスの音が連動することを覚えていきます。

 

パパやママが鳴らしてあげたり、自分で鳴らすことで、音を感じ取ったり、音の変化を楽しんだりすることで脳への刺激に繋がります。

 

太鼓・タンバリン

生後7ヶ月頃からはお座りができるようになりますので叩く楽器やおもちゃがおすすめです。
この時期、赤ちゃんは手に持っている色々なものを叩いて音を鳴らして遊ぶようになります。

 

太鼓やタンバリンを思う存分叩かせてあげると良いでしょう。

 

ピアノ

3歳頃からは本格的に音楽教室に通わせたいと考える親御さんが多くなります。

ピアノは昔から習い事の定番とされてきましたが、知育にも大きな効果が期待できる楽器です。

 

ピアノは右手と左手で別々の動きをして鍵盤を押し、楽譜を見ながら強弱を意識し、足でペダルをコントロールするなど、同時にたくさんのことを行わなければなりません。

 

今弾いている音を聴きながら次の音を予測することを繰り返すため、脳を刺激し、左右の脳がバランスよく発達すると言われています。
ピアノが上手くなるだけでなく、想像力や問題解決能力、運動能力、言語力、記憶力向上にも役立ちます。

 

それ以外にもピアノに取り組んでいると音感を身に付けることができます。
人の聴力は3~7歳頃に大きく発達し、8歳頃には聴覚が完成し、その後はあまり成長しないと言われています。

 

つまり、3~7歳頃にピアノ教室で音のトレーニングをしていると音感を養うことができ、トレーニングの方法によっては絶対音感を身に付けることができます。

 

絶対音感を身に付けていると演奏だけでなく、即興演奏や作曲などで有利に働きます。

 

ドラム

バンド演奏に欠かせないドラムはリズム感を生み出すリズム楽器です。
最近は子どもの習い事としてもドラム教室の人気が高まっています。

 

ドラムはリズムを生み出す楽器ですので、一定のリズムをキープしながら演奏する、バンドのテンポをキープするのがドラムに求められる役割です。

 

赤ちゃんはお母さんのお腹の中でお母さんの心臓の音を聴いています。
お腹の中にいる間、お母さんの心臓の鼓動が刻むリズムで安心感と心地よさを得ています。

 

つまり、ドラムで一定のリズムで演奏することは本能的にも安心感を得たり脳の活動にも大きなメリットをもたらします。

 

ドラムセットはたくさんの楽器で構成されており、右手と左手、右足と左足、すべて違う動きをします。
またスティックの握り方で叩く力をコントロールします。

 

ピアノと同様に、楽譜を見ながら手足を動かし、自分の音を聴きながら次の音を予測し続ける為、脳を刺激します。

 

また、叩けば音が鳴るため、演奏のハードルが高くなく、小さなお子さまでも始めることができます。

 

魅力的な楽器で音楽を楽しみましょう

音楽が子どもの発達にもたらす効果や知育におすすめの楽器をご紹介しました。

 

お子さまの発育に合わせた楽器を取り入れることでお子さまも楽しんで演奏しながら運動神経や言語能力だけでなく、創造力を発達させる効果が期待できます。

 

是非お子さまと一緒に楽器を利用して音楽に親しんでみてはいかがでしょうか。

 

愛知県岡崎市のピアノ教室SAWADA音楽教育塾

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