幼児の知育教育で人気の習い事5選 習い事を選ぶときのポイント
子どもが夢中になれる何かを見つけたい、子どもの才能を早くから伸ばしてあげたいと考えている親御さんのなかには習い事選びで迷っている方も少なくないでしょう。
最近では習い事を始めるならなるべく早くから始めたい、というケースも増えており、幼児向けのコースも数多く開かれています。
このページでは幼児期の知育教育を目的とした習い事で特に人気のレッスンをご紹介します。
リトミック
リトミックは音楽に合わせて体を動かすことで子どもの表現力を育む音楽教育法です。
音楽に合わせて動き、音の知覚能力を高める「リズム運動」、全身を使ってリズムを取りながら歌などで音程を覚える「ソルフェージュ」、リズム運動とソルフェージュの体験をもとに自由に音楽を表現する「即興演奏」の3つの要素で構成されています。
0歳~5歳くらいまでを対象としたお教室がほとんどで、年齢によってレッスンの内容は異なります。
0歳ではさまざまな音楽を聞かせ、音やリズムを感じるレッスンです。
親がリズムに合わせて子どもに触れるなど、親子のスキンシップがメインとなります。
1歳になると少しずつ大人の真似をして身振りができるようになるため、手遊び歌やタンバリンなどの簡単な楽器を使い、音楽に合わせて演奏をします。
2~3歳頃からは先生の指示に合わせて即興演奏ができるようになるため、簡単な楽器の演奏やお友達とグルーブを作って発表を行ったりします。
4~5歳になると複雑な動きができるようになり、音階やリズムの取り方も上達します。
楽器の演奏を通じて想像力や表現力の幅を広げます。
ピアノ
ピアノは幼児教育の定番ともいえる習い事です。
ピアノを弾くとなると0歳は難しいと考えられますが、4歳くらいから本格的にピアノのレッスンを始める方が多くいます。
というのも、4歳は手指が発達してきており、ピアノの演奏に無理なく取り組めるほか、認知も大きく発達しており楽譜を理解できる年齢になっているためです。
左右の手が違う動きをするピアノの演奏は脳を大きく刺激するため、脳に良い影響を与えると言われています。
両手と足を同時に別の動きをする必要があるだけでなく、楽譜を理解して弾き、自分で出した音を聴くことも求められるため、マルチタスクをこなせる高い集中力を身につけることができます。
また、幼児期にピアノに取り組んでいると人間性知能(HQ)が上がると言われています。
HQとは、問題解決能力、主体性、協調性、思いやりといった、数値にはなりにくい人間らしさのことを指します。
教本でさまざまな曲に取り組み、課題をクリアすることや、できないところを練習したり、思った通りに弾けたという経験がほかの習い事では身につけにくい人間らしさを育てることができるのです。
英語・英会話
将来の職業や学業に活かせる習い事として人気なのが英語教室、英会話教室です。
グローバルな現代では身近なところにも英語があふれています。
「将来英語を喋れるようになってほしい」「就職で有利になる英語を身につけさせたい」という親御さんも多くいます。
小学校の英語教育が必須になったことで、そのニーズはますます高まっており、人気の高い習い事です。
幼児向けの英語教室では歌やカラフルな教材を使って行う授業も多く、子どもが英語に興味を持ち、楽しみながら英語力を伸ばせるような工夫されています。
英語に慣れることを主な目的としている0~2歳の教室もありますが、本格的な学習効果を得たい場合はアルファベットの読み書きや簡単な単語がわかるようになる3~4歳ごろからがおすすめです。
体操
近年では外で遊ぶ機会が減り、子どもの運動能力低下、体力不足が社会問題化しており、体操教室を検討する親御さんが増えています。
運動能力は幼児期に走る、回る、跳ぶといった動作を繰り返し行ったり、柔軟性を養うことで大きく発達します。
また、体操教室は体育の授業の対策としても人気があり、学校の体育の授業で習う内容をあらかじめ体操教室で習得しておくことで「体育が嫌い」「体育が苦手」という意識を克服する目的で体操教室に通わせたいと考える方も多くいます。
体操教室はケガをするおそれがありますので、講師の話を聞けて順番待ちやルールに従ってレッスンを受けることができる3歳ごろから始めるのが一般的です。
水泳
身体を鍛える習い事として長年根強い人気があるのが水泳教室です。
水泳は浮力とほどよい抵抗力のある水中で全身運動を行うため肺活量や筋力が鍛えられ、体力アップに高い効果が期待できると言われています。
長い人生の中でも泳げるようになっておくことは自分の身を守るうえでも役に立ちますので、スイミングスクールで早いうちから泳ぎを覚えることはメリットが大きいといえます。
親子で泳ぎ、水の感覚を楽しむ0~1歳のクラスもありますが1人でレッスンを受けるなら3~4歳ごろから始めるのがおすすめです。
習い事を選ぶときのポイント
子どものやりたい気持ちを大切にする
習い事を選ぶときはつい親の希望が強く出がちです。
子どものためを思って選んだ習い事でもお子さまご本人がやりたいと思えるものでなければ負担になってしまい、苦手意識を高めることになりかねません。
才能を伸ばすためにはお子さまご自身がやりたいことを大切にしてあげることも必要です。
まずは体験レッスンを受けてみる
子どもの希望を聞いて習い事を始めてみたものの、いざ入会したら興味を失ってしまったり続けられなくなった、ということもあるでしょう。
そこでおすすめなのが体験レッスンを活用する方法です。
実際にレッスンを受けてみて、子どもと相談して決めると失敗が少なくなります。
通いやすさも重要なポイント
習い事を決める際は通いやすさも重要です。
幼児の習い事は親の送迎が必須です。
自宅からの通いやすさや通える曜日、時間を考慮して、無理なく通えるお教室を選ぶことが大切です。
習い事を上手に使って子どもの才能を伸ばしましょう
子どもの可能性を延ばすためには習い事を上手に活用することが大切です。
習い事の効果はもちろんのこと、こどものやりたいという気持ちを考慮してお教室選びをすると失敗が少なく、楽しく通うことができます。
お教室選びの際はお子さまとよく相談して決めるようにしましょう。
愛知県岡崎市のピアノ教室SAWADA音楽教育塾
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