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知育のために子供にクラシックを聴かせておもちゃの楽器を演奏させる

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お母さんが妊娠している時に、赤ちゃんはお腹の中にいながら音や声が聞こえていると言われています。

 

そのため妊娠中に赤ちゃんにクラシックなどの音楽を聴かせると良いと思われていますが、
赤ちゃんに音楽を聴かせるといっても実際には子供にどんな効果があるでしょうか?
またどんなジャンルの曲を購入して聴かせたら良いのでしょうか?

 

この記事ではクラシック音楽が赤ちゃんに与える効果や親が購入すると良い知育玩具についても説明しています。

 

幼児にクラシックを聴かせるメリットについて

お母さんの妊娠が28週目から31週目になると、胎児の聴覚が発達し始めます。
胎児が音を認識できるのは8ヶ月目と言われています。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは、徐々に大人と同じように聴力が向上していきます。
乳児期や幼児期の子供にもクラシック音楽を聞かせると良い影響があります。

 

赤ちゃんの耳は徐々に発達して、1歳児になると聴力は大人と同じくらいになります。
人間の赤ちゃんがとりわけ耳の発達が速いのは、音を聞き分けて言語を覚えるからです。

 

一例として生まれて数ヶ月の赤ちゃんでもママとパパの声を聴き分けることが出来ます。
やがてママに呼ばれた時にはママのほうに顔を向けるようになり、パパに呼ばれるとニコニコします。

 

乳幼児でも本能的に音をしっかりと聞き分けて言葉を覚えようとします。
そのため赤ちゃんの時からクラシック音楽を聞かせていると、子供の言語の発達を早める効果が期待できます。

 

クラシックは幼児のリズム感が身に付き感受性を高める

子供が小さいうちに音楽に触れると、耳が音楽に慣れていきます。

 

赤ちゃんのうちは音程を理解できませんが、赤ちゃんの耳に音が残るので、
成長してから音楽を始めると音程をつかみ易くなります。

 

それで将来子供にピアノやバイオリンなど楽器を習わせる予定がある時には、
早めに子供が音楽に触れるような環境を作ると良いでしょう。

 

また赤ちゃんがリズムのある音楽を聴き続けていると、体がリズムを覚え易くなります。

 

リズム感は歌を上手に歌う上では欠かせないので、
小さい時からリズム感が体に身に付けば成長してから歌が上手になるかもしれません。

 

さらにクラシックだけでなく様々なジャンルの音楽を子供に聴かせると、子供の右脳が刺激されます。
右脳は感性や直感などを司る部分なので、音楽をたくさん聴くことは感受性を養う訓練にもなります。

 

クラシック音楽は子供をリラックスさせる

ロックなどテンポが早くて激しい音楽では子供に聴かせても緊張が和らぐとは限りませんが、
テンポのゆったりとしたクラシック音楽であれば、大人にもリラックス効果があるので、当然子供にも効果を期待できます。

 

特に赤ちゃんは自律神経が発達していないので、体温調節が上手に出来なかったり、
夜中に突然泣きだしたり、便秘になりやすかったり、目には見えないストレスをたくさん抱えています。

 

赤ちゃんにテンポがゆっくり目のクラシック音楽を聴かせると、癒し効果が働きストレスが減ります。

 

古くから赤ちゃんが泣きだした時に、子守歌を歌いリラックスさせたように、
赤ちゃんを寝かしつける時に癒しのクラシック音楽をかけると、
赤ちゃんだけではなく傍にいるお父さんやお母さんもリラックスすることができるので一石二鳥です。

 

子供が自分で音楽を演奏できるおもちゃも大切

知育として子供にクラシック音楽を聴かせると、たくさんの良い効果がありますが、
子供が自分で演奏できる楽器の形をした知育玩具も子供に良い影響を与えます。

 

子供が音楽を楽しめる知育用のおもちゃの中には、太鼓やマラカスがあります。
こうした楽器はとても簡単に音が出ます。

 

幼児の時は指を動かすことが難しいので、叩いたり、掴んで振るだけで簡単に音が出る太鼓やマラカスがおすすめです。

 

複雑な楽器を購入して幼児に与えても、使えないとすぐに飽きてしまうので、
まずは簡単な楽器の形をした知育用のおもちゃで音楽を覚えていくように子供を助けていきましょう。

 

年数が経ち子供が大きくなり指先が上手に動かせるようになってきたら、ピアノや木琴などを買ってあげましょう。
太鼓やマラカスのように単一の音ではなく、ピアノや木琴はよりも多くの音を鳴らせて、
音を組み合わることも出来るので、子供の脳を刺激します。

 

子供の成長に応じて複雑な音が出るおもちゃをプレゼントしてあげると良いでしょう。

 

クラシックを聞かせながらも親子のコミュニケーションも忘れない

妊娠中に胎児にクラシック音楽を聴かせることは、良いとされながらも無理にクラシックのCDをかけても、
お母さんが普段聞いたことの無い音楽を子供が聞くと、子供が緊張したり返ってストレスを抱えるケースもあります。

 

お母さんは赤ちゃんのためにいろいろなことをしたいと思いますが、
妊娠中は体調が不安定で、精神的にも余裕がない時もあります。

 

不安定な時にクラシック音楽を聴くことにこだわるよりは、母親がリラックスした状態で、
いつも聞いている音楽を聞くほうが胎児にいい影響があります。

 

また日ごろからお腹の胎児に話しかけたり、音楽に合わせてハミングしてみると、
親子のコミュニケーションが生まれて、胎児もリラックスできます。

 

一般的に良いとされている情報を取り入れながらも、
お母さんがリラックス出来て楽しめる方法で子供を育てることが大切です。

 

子供に音楽を聴かせる時に注意すること

子守歌のように赤ちゃんを寝かしつける時に音楽を聴かせる親もいます。

 

赤ちゃんはリラックスできますが、毎日寝かしつける時に音楽を聴かせる習慣が出来てしまうと、
赤ちゃんは音楽を聴かないと眠れなくなってしまうこともあるので、親はしっかりと考えて調整してください。

 

クラシックを聴かせ続けるのも良いですが、赤ちゃんにとって、お父さんやお母さんの声も大事なので、
上述のように定期的に子供に話しかけたり、音楽に合わせてお父さんとお母さんが歌ってあげると、
子供とのコミュニケーションが取れます。

 

またロックやメタルのようにテンポの速い曲や、クラシック音楽でも暗い雰囲気の曲もありますが、
赤ちゃんに聴かせる時には明るい雰囲気の曲や、ゆっくりとして落ち着いたクラシック音楽を聴かせてあげると良いでしょう。

 

愛知県岡崎市のピアノ教室SAWADA音楽教育塾

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