知育とは子どもが考える力や知能を育てる教育のこと
近年ではインターネットが普及して、世界中のことが一瞬でわかる便利なグローバル社会になりました。
AIがもっと普及する現代の子どもたちが大人になる頃には、今とは大分違った社会になっていて、社会で必要とされる能力も今の親の世代とは全く違うと思われます。
親であれば我が子が将来社会で活躍できるように、小さいうちから訓練したいと感じるものです。
子どもには教育だけでなく知育が必要という話を聞いたことがあると思いますが、知育とはどんなものか、何となくイメージできるものの具体的にはよく分からない人が多いです。
この記事では知育の大切さや、家庭で取り組める知育の方法について解説しています。
知育とはどんなものか?
知育とは知識をつめ込む学習とは違い、子どもの考える力や知能を育てる教育のことです。
イギリス人の哲学者であるハーバート・スペンサーが、知育、徳育、体育という三育という考え方を提唱しましたが、この三つをバランスよく保つことで、子どもの能力や集中力、考える力が急速に発達します。
知育では子どもが自分から楽しんで学ぶことが大事です。また知育は0歳からでも始められ、子どもの脳が急速に成長する時に実践すると効果があります。
知育に適した年齢は何歳が良いのか?
知育を行う年齢は、子どもが0歳の時に始めて6歳くらいまでが効果を発揮します。
特に子どもが小さい時期は吸収力が高いので、いろいろな体験をしたり、たくさんの物に触れて刺激を与えると、人格の形成にも大きな影響があります。
赤ちゃんに知育を行う時でも、親は子どもが遊びながら楽しんで、取り組めるように助けてあげる必要があります。
また知育を行う時には子どもの成長に合わせて、年齢によって知育玩具や遊び方を変えていくと良いでしょう。
子どもによって性格も好みも違うので、知育で利用する知育玩具が効果を発揮していないようであれば、子どもの個性や好みに合わせたやり方に変えてあげる必要があります。
知育をする時に使う道具とは?
知育で使う道具の中には、色とりどりの積み木やパズル、絵が浮き出てくる絵本などいろいろあります。
最近では知育ゲームや知育アプリのように、スマートフォンやタブレットを使って子どもの脳を刺激する方法もあります。
また知育教材や知育教室なども人気があります。
子どもが知育玩具を使って遊ぶと、五感が研ぎ澄まされるだけでなく、子どもの表現力や思考力を育むのを助けます。
知育玩具の中には、音の出るガラガラや楽器を模したおもちゃもあります。
また数字やアルファベットで遊ぶパズルのように、子どもが頭を使いながら遊ぶおもちゃもあります。
さらにブロックや積み木などのおもちゃは子どもの創作力を高めます。
知育玩具は子どもが舐めたり、口に入れたりするので身体に害の無い素材で作られていて、常に清潔に保てるように配慮されています。
知育玩具と普通のおもちゃの違い
知育玩具は知育をするためにメーカーが開発したおもちゃです。
小さな子どもにはどんなおもちゃでも、新しい出会いになるので、初めて手で触った時には、どんな物なのかどうやって使ったら良いのかを考えて、子どもが実際に使って遊ぶことで知性を促進出来ます。
子供の知的好奇心を満たすためには、知育玩具ではなくてもある程度の効果は期待できます。
しかし普通のおもちゃは子どもたちが、楽しく遊べることや暇なときにちょっと遊べるように設計されているにすぎません。
そのため遊ぶときに必死に考えることもなく、いつも同じようにして手を動かせば楽しめるようになっています。
普通のおもちゃでも子どもが初めて触れた時には、どうやって使うのか知らないのでワクワクしますが、毎日使っているとほとんど頭を使わなくても遊べてしまい、次第に好奇心も薄れていきます。
それで普通のおもちゃでは子どもが遊び続けても知性を育めるとは限りません。
しかし知育玩具は子どもが遊びで使う度によく考えて使うように設計されています。
一般的に知育玩具は繰り返し遊べるように作られていて、毎回遊ぶ度に頭を使うので、ワクワク楽しめるように作られています。
またブロックや積み木のように使い方はいたってシンプルでも、創意工夫をすることで今までとは違う作品に仕上がるおもちゃもあります。
こうしたおもちゃは子どもの表現力を伸ばし、作品が出来た時に子どもが満足感や達成感を感じられるように作られているので、また遊びたいという気持ちになり、もう一度遊ぶ時には先程とは違った形にしたいなど、子どもが作品の工夫をする気持ちを助長します。
このように知育玩具は色や形に違いがあっても、子どもが継続的に遊べるように作られていて、子どもが楽しめるだけでなく、毎回使う度に頭を使うように設計されていて知能の向上を助けます。
子どもが知育玩具を使う時に気を付けること
子どもが知育玩具を使っていると、親は子どもの使い方が違うことに気づきます。
親としてはすぐに正しい使い方を教えたくなりますが、大人が考えた正解を子どもに押し付けるのは良い使い方ではありません。
子どもが自分で考えて何度も試すことで、成功した時には大きな達成感がわきます。
子どもは試行錯誤を繰り返すので考える力が刺激されます。
大人がいつも正解を教えると、子どもが考えて自分で学ぶ機会を奪ってしまう可能性があるので、親として子どもを助けたくなる気持ちは分かりますが、子どものやり方を尊重してあげることが重要です。
自分の子どもが兄姉、他の子どもたちと一緒に知育玩具を使っていると、他の子と自分の子ども比べてしまい、自分の子どもは上手に出来ないと不安になりがちですが、知育において子どもを比べることは意味がありません。
というのも、知育の目的は子どもの自主性を高めて、物事への興味を持たせることだからです。
また知能の発達や興味がある分野もそれぞれの子どもによって違うので、得意や不得意なおもちゃがあり、苦手な部分があるのも当然です。
知育では子どものたちに自信を持たせ、個性を伸ばすことが大切なので、他の子と比べずにありのままの我が子を見守るようにしましょう。
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